はじめに:その問いは、愚問か挑戦か
「2万円台の激安タブレットで、原神は快適に動きますか?」
我々ガジェットオタクのもとに、日々寄せられるこの質問。 結論から先に言おう。「快適」の定義による。
今回、実験台(人柱)となるのは、中華タブレット界の絶対王者SoC「Helio G99」を搭載した、約2万円の某タブレットだ。
このように、もっと安価でオススメのタブレットを知りたい方は👇
もしあなたが、iPad Proのようなヌルヌル感を期待しているなら、今すぐブラウザバックしてアルバイトを探しに行ったほうがいい。 だが、「通勤電車で樹脂消費だけしたい」「布団の中でデイリーを消化したい」というニッチな需要ならば……こいつは、化けるかもしれない。
画像なんて飾りだ。偉い人にはそれがわからんのです。 というわけで、テキストのみでこの「挙動のリアル」を徹底的にお伝えする。
1. 戦いの準備:設定は「最低」一択
まず、夢を見るのはやめよう。Helio G99は、Antutuベンチマーク約40万点のミドルロー(中の下)クラスだ。 原神側が推奨する「中」設定などで挑めば、端末はホッカイロと化し、画面は止まる。
我々が目指すのは「遊べるギリギリのライン」だ。今回は以下の「生存優先設定」で検証を行った。
【検証設定】
- 画質: 最低(これ以外ありえない)
- フレームレート: 60fps(あえて高く設定し、どこまで出るか見る)
- モーションブラー: オフ(負荷軽減のため必須)
- Bloom(発光表現): オフ
- 群衆密度: 低
この「泥のような画質」で、テイワット大陸は冒険に値するのか? いざ、実測。
2. 実機検証:シーン別・文字で見るFPS挙動
① モンド・璃月(フィールド探索)
まずは負荷の軽い初期エリアから。 平原をダッシュしたり、ヒルチャールを殴ったりする分には……「あれ、意外とイケる?」
- 挙動: 平均30〜40fps前後で推移。
- 体感: 視点移動でわずかに引っかかりを感じるものの、酔うほどではない。デイリー任務の「敵を倒す」「障害物を壊す」程度なら、ストレスなく消化できるレベルだ。
② 深境螺旋・秘境(戦闘)
ここからが本番だ。敵が多数出現し、元素爆発のエフェクトが重なる瞬間、Helio G99の悲鳴が聞こえる。
- 挙動: 平均20〜30fps(エフェクト発生時は一瞬10fps台まで低下)
- 体感: カズハやウェンティで敵を集めてドカーン!の瞬間、画面が一瞬「コマ送り」になる。 注意点: 敵の攻撃を見てから回避ボタンを押しても間に合わないことがある。「シールドキャラ(鍾離先生など)」で棒立ちスタイルを取るのが、このタブレットでの正しい戦い方だ。
③ スメール・フォンテーヌ(激重エリア)
魔境。植物の多いスメールや、水中のフォンテーヌに入った瞬間、世界が変わる。
- 挙動: 20fps前後をさまよう。
- 体感: 常に水の中を歩いているような重さ。
- テクスチャ問題: ワープ直後、街の建物やNPCが「灰色の豆腐」のような状態で表示され、正しい絵が表示されるまで数秒待たされる。これが「2万円の現実」だ。
3. 数値には出ない「3つの罠」
FPSだけ見て「30出るなら余裕じゃん!」と思ったあなた。甘い。 格安タブレットにおける原神の敵は、フレームレート以外にも潜んでいる。
罠①:ロード時間の「虚無」
ハイエンドスマホなら一瞬のワープも、このタブレットでは「待ち時間」だ。 ワープポイントをタップしてから操作可能になるまで、体感で20秒〜30秒近く待たされることもある(※特にeMMCストレージ搭載機の場合)。 カップ麺を作るには短いが、Twitter(X)を確認するには十分な時間だ。
罠②:タッチ感度の「遅延」
これが一番のストレスかもしれない。 元素爆発を撃とうとしてアイコンをタップしても、「……スカッ」と反応しないことがある。 タッチサンプリングレートが低いため、素早いキャラチェンジについてこられないのだ。 螺旋12層でこれをやられると、ガチで台パンしたくなるので注意。
罠③:発熱制御は「意外と優秀」
唯一の救いはここだ。Helio G99は省電力性能が高いため、Snapdragon 888のような爆熱にはならない。 1時間プレイしても背面は「ほんのり温かい」レベル。手汗で滑るような熱暴走は起きなかった。これは評価できるポイントだ。
4. 結論:このタブレットを買って「幸せになれる人」は誰だ?
検証を終えての結論。 このタブレットで、原神のストーリーを初見プレイしてはいけない。感動的なムービーがカクカクでは台無しだ。
だが、「サブ機」としての適性は非常に高い。
✅ 買ってもいい人(勝ち組)
- メインのPCやPS5があり、「寝転がって樹脂消費・聖遺物整理」をする専用機が欲しい人。
- 日課のデイリークエスト消化さえできればいい人。
- スマホの容量が原神(30GB超)で圧迫されており、データを逃がしたい人。
❌ 買ってはいけない人(負け組)
- これをメイン機にして、螺旋12層★36を目指そうとしている勇者。
- 高画質でキャラのスクショを撮りたい人。
- 「原神が快適に動く」という言葉を文字通り信じてしまうピュアな人。
まとめ
「2万円で原神は動く。ただし、愛と忍耐が必要だ。」
これが、人柱研究所が出したファイナルアンサーだ。 個人的には、オート周回系のゲームや動画視聴なら100点満点、原神なら60点(赤点ギリギリ回避)といったところ。
もしあなたが「あと2万円」出せるならXiaomi Padなどを検討すべきだが、「どうしても2万円で」という縛りプレイ中なら、こいつは良き相棒になるだろう。
このようなタブレットをもっと知りたい方👇




コメント